正しい開脚は、ガンも予防する
- 2015/10/25
- 08:00
「私は股関節が固いんですが、やっぱり開脚は出来た方がいいんでしょうか?
古久澤先生のご著書には、開脚の体操が紹介されていないので、ブリージングでは余り開脚を重視していないのでしょうか?
鉄の股関節」
「ダンサーとか蹴り技を使う格闘技では、開脚をすごく重視しているよね。
プロやセミプロなら、180度完全開脚できて当たり前だもんね」
「相撲も開脚=股割を重視する。
狭い土俵の中で、あれだけの巨体同士がぶつかり合って身体がもつのは、股関節の柔らかさのお蔭。
ただし、スポーツや相撲では、股関節を開く動きばっかりやって、閉じる動きを余りやらないから、アンバランスな身体になって行く」
「余りにも開きすぎる股関節は、一種の亜脱臼=緩み過ぎだもんね。
骨格の歪みの原因にもなるし、力やエネルギーがドンドン漏れて行く身体になっちゃう。
ダンサーに生理不順が多かったり、相撲取りが短命なのは、それも一因かも?」
「糖尿病や老化で開脚ペタペタの人もいる。身体に締まる力が無くなったということ。
開閉が五分に出来て、適度な弾力がある股関節が、良い股関節」
「整体にも『股関節抜き』って言う技があるしね。股関節の詰まりを抜く技。
かなりの不調を抱えていても、股関節がポン!と抜けている間は何とかなるって、プロは判断するほど。
股関節に弾力=生命力 があるから」
「股関節抜きは、プロが使う技。
ブリージングの女性会員は、股関節に柔軟性と弾力がある人が多いので、まだ未熟なチンパンが技をかけても、あっさり抜ける人もいる」
「10代は本当にいい音を立てて抜けるもんね。それが若さ。加齢につれて抜けにくくなる。
成人男性も抜けにくいし」
「チンパンも他人から技をかけられて、抜けた経験はまだ無い。
自分で前後左右の開脚をやっていると、『ゴキッ!』と詰まりが抜けるけどね。
抜けると開き具合も、股関節の捉えもよくなる」
「ところで、確かに古久澤先生の本で、開脚は紹介されていないけど、教室では開脚系の体操をやっているよね?」
「本で書いていないのは、相談者さんのような身体が固い人は、開脚と聞いただけで『自分には無理だ』と思ってしまうのと、逆に股関節の歪みを増長してしまう場合があるから。
だからわざと紹介していないと、古久澤先生はおっしゃっている。
しかし、開脚は出来ないよりできた方がいいに決まっている」
「開脚とは別の話だけど、筋肉も本当はあるに越したことはないんだよね。
ブリージングは筋トレを否定していると想っている人が意外と多いけど」
「実際に古久澤先生の筋肉はすごい。
しかし、筋肉をつけるというと、『固める方向、内部の流れを邪魔するような形』で筋肉をつけてしまう人が多いので、一般的には推奨していないのが実情。
柔らかい筋肉をつけるメソッドも、当然ブリージングにはあるけれど、今回のテーマとは違うので、また別の機会に触れたい」
「ブリージングで開脚を重視するのは、まず内腿の筋肉=内転筋を伸ばすためだよね。
加齢で内転筋が縮んで来ると、色んな不調が出てくるもんね」
「まず外に重心が逃げるので、O脚になってくる。
内転筋は骨盤底の筋肉につながっているので、骨盤も緩み、歪んで来る」
「内腿のセンターには肝経が走っているしね。
婦人科系疾患は『血の道症』とも呼ばれるほど、肝臓のエネルギーと関係が深いもんね。
内腿の流れが良くなれば、自然に快方に向かっちゃう」
「男性の場合も、内転筋が弱くなると、骨盤が捻じれやすくなり、オシッコがまっすぐ飛ばなくなる。
大人の話をすると、アッチも弱くなる。
怪しげな薬に大金をかけるよりも、内転筋を覚醒させた方が、『復活の日』は早いし安全確実」
「内転筋を鍛えると、顔の頬までシャープになっちゃうもんね=相似の原理。
小顔にするためにも、内転筋を鍛えるべし」
「プロ野球の王監督は、現役時代は頬がすごくシャープだった。
代名詞の一本足打法で、すごく内転筋を使っていた為。
内転筋は下半身の背骨。内転筋が活性化してくると、自然に背骨が立ちあがり、伸びが出てくる=猫背矯正。
そして下半身には締まりが出てくる。
肉体的なボディとしては、下半身が締まって、上半身=胸郭が膨らんでいる身体が、見た目も美しく健康」
「でも氣の身体として観た場合には、下がどっしりとして、上がスッキリ小さいという、富士山のような形になっているんだよね。
頭寒足熱で、とても安定した状態」
「しかし現代人は、下半身デブで、上半身が猫背で胸が縮んでいる。
氣の身体として観たときは、下がダダ漏れで氣が薄く、上に集まっている逆三角形をしている。
これをトップヘビーという。
精神的には不安定でキレやすく、肉体的には病氣になりやすい」
「出来る範囲で開脚して、内腿をさすったり、こすったりしているだけで、ある程度内転筋が目覚めてくるしね。
そしてブリージングで重視しているのは、開脚前屈よりも、開脚側屈だよね。
片方の肋骨と骨盤を引き離して=伸ばす、反対側の肋骨と骨盤を縮めると、自然に側屈の形になっちゃう。

伸ばした手で反対側の踵をつかむのが目標だけど、決して無理する必要は無いよね。
出来る範囲でやっていれば、その人なりに効いちゃうから」
「側屈するとき、両足の踵を緩めないで突き出すことが肝心。
内転筋により刺激が行くため。
開脚側屈は、体側と内転筋を同時にストレッチできる唯一の体操」
「相談者さんみたいに、開脚が難行苦行って言う人は、片足開脚で側屈してもいいよね。

ヨガで言う『穂のポーズ』。ちゃんと体側と片足の内転筋には効くから」
「開脚側屈すると、左右でやりやすさが違う筈。その偏りが感情の偏りになって現れる。
右の体側が伸びにくい人は、興奮しやすい傾向がある」
「左の体側が伸びにくい人は、元氣が無いんだよね。
ほとんどの人は左右差があるけれど、出来るだけ『平らけく』状態に近づけることだよね。
骨格が安定すれば、感情も自然に安定するから」
古久澤先生のメルマガとブログには、股関節の秘密が満載。
「呼吸で人生をストレッチする!」
「夢をかなえる心のストレッチ」
ブログ「青い空と碧い海」
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のメルマガとブログはこちらです。
メルマガ「小顔なんて簡単!」
ブログ「ふぐじろうのブリージングストレッチ日記」
「何よりも体側を五分に伸ばすことは、ガンの予防になる。
体側にはリンパが走っている。リンパの流れがスムーズなほど、免疫力は上がる」
「血液は心臓と言うポンプがあるけど、リンパにはポンプが無いから、運動で動きを与えるしかないんだよね。
特に重要なのが、『伸ばす・縮める』=横方向の動き」
「体側の伸びの左右差が大きい時ほど、感情のストレスが蓄積して、免疫力が低下している」
「健康な人間の身体も、本当はガンだらけだもんね。
20歳そこそこで交通事故で亡くなった人を解剖すると、微小ガンが数えきれないほど見つかるって言うし」
「ガン細胞が生まれるのは、細胞分裂時のコピーミス。
たとえばDNAには『ヤクバ(役場)への道』と書いてあるのに、『ヤクザへの道』と読み違えてコピーするようなもの。
その読み違えがずっと続いていくと、役人になる筈だった人が、ヤクザになっちゃうという事態も起こりかねない。
このコピーミスは毎日続いている」
「平均寿命まで生きるとして、微小ガンが発生する回数は10億回。
つまり、生涯で10億回はガンになるチャンスがあるってことか」
「それでも人類がガンで滅亡しないのは、出来た微小ガンを、免疫が消しゴムのように消してくれるから」
「けれど、消せない時もあるんだよね。体側の伸びに左右差があるときがそう。免疫が落ちているもんね。
口内炎の時も免疫は落ちるし」
「唾液にすごい殺菌作用があるように、もともと口の中は免疫力が高い。
その口の中に炎症が出来るということは、相当身体が疲れ、免疫が落ちている証拠。
だから口内炎の時は酵素断食をやるチャンス」
「無理して食べたら、みんなガンのエサになっちゃうってことか。
でもさ~、体側の伸ばしやすさの左右差って、どう解消すればいいの?」
「基本のストレッチが役に立つ。
伸ばしにくい側の体側を、猫の伸びのポーズで伸ばすのもいい(掌を上にする)」

「横座りの片手バンザイもいいかもね。

手を挙げるよりも、降ろした側のお尻=骨盤を、深く沈めて行くことがポイント。
バンザイした手の掌を内側に向けて、左右に小さく揺らすと、ますます体側が刺激されるよね」
「更に手首を直角に曲げて、掌を天井に向ける。もう片方の手で補助。
そのフォームで落としたお尻側の体側を伸ばすと、骨盤から体側、二の腕、前腕まで、強烈に伸びのラインがつながる。

末端を刺激するのもいい。ゲンコツをつくって、コメカミをグリグリやると、そちら側の体側の伸びが良くなる」
「自分でやると手加減しちゃうから、他の人にグリグリやってもらった方がいいかもね」
「とにかく体側の左右差は、可能な限り取っておきたい。
老化すると、肋骨・胸郭を支える体側の筋肉が衰えてくるから、肋骨が下垂してくる」
「落ちて来た肋骨と、骨盤にはさまれて、ウエストの肉がはみ出すから、お腹まわりがだぶついてくる訳だもんね。
肋骨・胸郭が下がれば、内部循環にも不調が起きて、生活習慣病になりやすくなっちゃうし。
ウエストに指4本入るのが目標だよね」
「それも左右五分に下垂するのではなく、より筋肉が弱った方の肋骨が下垂してくる。
このことが、体側の伸びやすさの左右差になる」
「左右差を放っておくと、胴体が捻じれ始めるもんね。
炎症体質の始まり。炎症もガンも、捻じれの頂点で発生するから」
「ブリージングで開脚側屈を重視するのは、健康面からだけ観ても、これだけの深い理由があるから。
開脚をやりやすくするためには、股関節トンネル体操もいい。
開脚から、骨盤を丸めながら片足を引き付ける=床の上を時計の半円状に滑らせる。

股間まで引き付けたら、後ろで支えた両手でお尻を持ち上げる。
出来たトンネルを、踵をくぐらせる。

お尻を下して、くぐらせた足を更に回し、膝を伸ばし開脚に戻る。

この体操を何回か繰り返すと、股関節の開きが良くなり、捉えが安定して骨盤も立ってくる」
「左右この体操をやると、開脚側屈もやりやすくなるもんね。
学校体育の柔軟体操みたいに、反動をつけてグイグイやるのは禁物だよね。
筋や血管を、痛めたり切ったりしやすいから」
「そのとおり。見た目の形よりも、身体に正しい形で刺激が入っているか?の方が遥かに重要。
開脚で股関節を開いた後は、反対に股関節を閉じてから=仰向けで両膝を抱えてバウンドなど、

正座の仰向け万歳で、しっかり股関節を開放する。

開脚もこの姿勢も、人間にしか出来ないポーズ。
股関節が閉じるだけでなく、肋骨と骨盤の前面も引き離される。
下垂した肋骨・胸郭が胃腸と一緒に上がる」
「膝は床から浮いてもいいけど、両膝は閉じておくことだよね。
これも内転筋の力。股関節の開閉の両方に関わるのが、内転筋ってことだよね。
特に秋は冷えで内腿が縮むから、内転筋の体操をしっかりやるべし!だね」
(虎徹のワン!ポイントコメント)
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペットの虎徹です~。

写真は思い切り股関を広げて、オネンネ中のボクです。
犬の開脚はこのくらいが限度でしょう。
股関節は二足歩行している人間にしかありませんからね~。
でも、人間は四つ足じゃなくなったことにより、重力の影響で、肋骨が落ちてくるという、新たな病氣の原因を抱えることになりました。
若いうちは下垂しても、睡眠中に修復されましたが、年を取ると、だんだん復元力が失われます。
だから体操でしっかり肋骨を上げ、キープすることが必要なわけです。
今回は胴体側面と前面の体操が紹介されました。
ところで、賢明なる読者のみなさんはお氣づきでしょうが、肋骨と骨盤は背中側もありますので、背面も引き離さないと完璧とは言えません。
近いうちに、このブログでも紹介されると想いますが、頭の体操のつもりで、みなさんも考えてみてください~。
つづく
古久澤先生のご著書には、開脚の体操が紹介されていないので、ブリージングでは余り開脚を重視していないのでしょうか?
鉄の股関節」
「ダンサーとか蹴り技を使う格闘技では、開脚をすごく重視しているよね。
プロやセミプロなら、180度完全開脚できて当たり前だもんね」
「相撲も開脚=股割を重視する。
狭い土俵の中で、あれだけの巨体同士がぶつかり合って身体がもつのは、股関節の柔らかさのお蔭。
ただし、スポーツや相撲では、股関節を開く動きばっかりやって、閉じる動きを余りやらないから、アンバランスな身体になって行く」
「余りにも開きすぎる股関節は、一種の亜脱臼=緩み過ぎだもんね。
骨格の歪みの原因にもなるし、力やエネルギーがドンドン漏れて行く身体になっちゃう。
ダンサーに生理不順が多かったり、相撲取りが短命なのは、それも一因かも?」
「糖尿病や老化で開脚ペタペタの人もいる。身体に締まる力が無くなったということ。
開閉が五分に出来て、適度な弾力がある股関節が、良い股関節」
「整体にも『股関節抜き』って言う技があるしね。股関節の詰まりを抜く技。
かなりの不調を抱えていても、股関節がポン!と抜けている間は何とかなるって、プロは判断するほど。
股関節に弾力=生命力 があるから」
「股関節抜きは、プロが使う技。
ブリージングの女性会員は、股関節に柔軟性と弾力がある人が多いので、まだ未熟なチンパンが技をかけても、あっさり抜ける人もいる」
「10代は本当にいい音を立てて抜けるもんね。それが若さ。加齢につれて抜けにくくなる。
成人男性も抜けにくいし」
「チンパンも他人から技をかけられて、抜けた経験はまだ無い。
自分で前後左右の開脚をやっていると、『ゴキッ!』と詰まりが抜けるけどね。
抜けると開き具合も、股関節の捉えもよくなる」
「ところで、確かに古久澤先生の本で、開脚は紹介されていないけど、教室では開脚系の体操をやっているよね?」
「本で書いていないのは、相談者さんのような身体が固い人は、開脚と聞いただけで『自分には無理だ』と思ってしまうのと、逆に股関節の歪みを増長してしまう場合があるから。
だからわざと紹介していないと、古久澤先生はおっしゃっている。
しかし、開脚は出来ないよりできた方がいいに決まっている」
「開脚とは別の話だけど、筋肉も本当はあるに越したことはないんだよね。
ブリージングは筋トレを否定していると想っている人が意外と多いけど」
「実際に古久澤先生の筋肉はすごい。
しかし、筋肉をつけるというと、『固める方向、内部の流れを邪魔するような形』で筋肉をつけてしまう人が多いので、一般的には推奨していないのが実情。
柔らかい筋肉をつけるメソッドも、当然ブリージングにはあるけれど、今回のテーマとは違うので、また別の機会に触れたい」
「ブリージングで開脚を重視するのは、まず内腿の筋肉=内転筋を伸ばすためだよね。
加齢で内転筋が縮んで来ると、色んな不調が出てくるもんね」
「まず外に重心が逃げるので、O脚になってくる。
内転筋は骨盤底の筋肉につながっているので、骨盤も緩み、歪んで来る」
「内腿のセンターには肝経が走っているしね。
婦人科系疾患は『血の道症』とも呼ばれるほど、肝臓のエネルギーと関係が深いもんね。
内腿の流れが良くなれば、自然に快方に向かっちゃう」
「男性の場合も、内転筋が弱くなると、骨盤が捻じれやすくなり、オシッコがまっすぐ飛ばなくなる。
大人の話をすると、アッチも弱くなる。
怪しげな薬に大金をかけるよりも、内転筋を覚醒させた方が、『復活の日』は早いし安全確実」
「内転筋を鍛えると、顔の頬までシャープになっちゃうもんね=相似の原理。
小顔にするためにも、内転筋を鍛えるべし」
「プロ野球の王監督は、現役時代は頬がすごくシャープだった。
代名詞の一本足打法で、すごく内転筋を使っていた為。
内転筋は下半身の背骨。内転筋が活性化してくると、自然に背骨が立ちあがり、伸びが出てくる=猫背矯正。
そして下半身には締まりが出てくる。
肉体的なボディとしては、下半身が締まって、上半身=胸郭が膨らんでいる身体が、見た目も美しく健康」
「でも氣の身体として観た場合には、下がどっしりとして、上がスッキリ小さいという、富士山のような形になっているんだよね。
頭寒足熱で、とても安定した状態」
「しかし現代人は、下半身デブで、上半身が猫背で胸が縮んでいる。
氣の身体として観たときは、下がダダ漏れで氣が薄く、上に集まっている逆三角形をしている。
これをトップヘビーという。
精神的には不安定でキレやすく、肉体的には病氣になりやすい」
「出来る範囲で開脚して、内腿をさすったり、こすったりしているだけで、ある程度内転筋が目覚めてくるしね。
そしてブリージングで重視しているのは、開脚前屈よりも、開脚側屈だよね。
片方の肋骨と骨盤を引き離して=伸ばす、反対側の肋骨と骨盤を縮めると、自然に側屈の形になっちゃう。

伸ばした手で反対側の踵をつかむのが目標だけど、決して無理する必要は無いよね。
出来る範囲でやっていれば、その人なりに効いちゃうから」
「側屈するとき、両足の踵を緩めないで突き出すことが肝心。
内転筋により刺激が行くため。
開脚側屈は、体側と内転筋を同時にストレッチできる唯一の体操」
「相談者さんみたいに、開脚が難行苦行って言う人は、片足開脚で側屈してもいいよね。

ヨガで言う『穂のポーズ』。ちゃんと体側と片足の内転筋には効くから」
「開脚側屈すると、左右でやりやすさが違う筈。その偏りが感情の偏りになって現れる。
右の体側が伸びにくい人は、興奮しやすい傾向がある」
「左の体側が伸びにくい人は、元氣が無いんだよね。
ほとんどの人は左右差があるけれど、出来るだけ『平らけく』状態に近づけることだよね。
骨格が安定すれば、感情も自然に安定するから」
古久澤先生のメルマガとブログには、股関節の秘密が満載。
「呼吸で人生をストレッチする!」
「夢をかなえる心のストレッチ」
ブログ「青い空と碧い海」
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のメルマガとブログはこちらです。
メルマガ「小顔なんて簡単!」
ブログ「ふぐじろうのブリージングストレッチ日記」
「何よりも体側を五分に伸ばすことは、ガンの予防になる。
体側にはリンパが走っている。リンパの流れがスムーズなほど、免疫力は上がる」
「血液は心臓と言うポンプがあるけど、リンパにはポンプが無いから、運動で動きを与えるしかないんだよね。
特に重要なのが、『伸ばす・縮める』=横方向の動き」
「体側の伸びの左右差が大きい時ほど、感情のストレスが蓄積して、免疫力が低下している」
「健康な人間の身体も、本当はガンだらけだもんね。
20歳そこそこで交通事故で亡くなった人を解剖すると、微小ガンが数えきれないほど見つかるって言うし」
「ガン細胞が生まれるのは、細胞分裂時のコピーミス。
たとえばDNAには『ヤクバ(役場)への道』と書いてあるのに、『ヤクザへの道』と読み違えてコピーするようなもの。
その読み違えがずっと続いていくと、役人になる筈だった人が、ヤクザになっちゃうという事態も起こりかねない。
このコピーミスは毎日続いている」
「平均寿命まで生きるとして、微小ガンが発生する回数は10億回。
つまり、生涯で10億回はガンになるチャンスがあるってことか」
「それでも人類がガンで滅亡しないのは、出来た微小ガンを、免疫が消しゴムのように消してくれるから」
「けれど、消せない時もあるんだよね。体側の伸びに左右差があるときがそう。免疫が落ちているもんね。
口内炎の時も免疫は落ちるし」
「唾液にすごい殺菌作用があるように、もともと口の中は免疫力が高い。
その口の中に炎症が出来るということは、相当身体が疲れ、免疫が落ちている証拠。
だから口内炎の時は酵素断食をやるチャンス」
「無理して食べたら、みんなガンのエサになっちゃうってことか。
でもさ~、体側の伸ばしやすさの左右差って、どう解消すればいいの?」
「基本のストレッチが役に立つ。
伸ばしにくい側の体側を、猫の伸びのポーズで伸ばすのもいい(掌を上にする)」

「横座りの片手バンザイもいいかもね。

手を挙げるよりも、降ろした側のお尻=骨盤を、深く沈めて行くことがポイント。
バンザイした手の掌を内側に向けて、左右に小さく揺らすと、ますます体側が刺激されるよね」
「更に手首を直角に曲げて、掌を天井に向ける。もう片方の手で補助。
そのフォームで落としたお尻側の体側を伸ばすと、骨盤から体側、二の腕、前腕まで、強烈に伸びのラインがつながる。

末端を刺激するのもいい。ゲンコツをつくって、コメカミをグリグリやると、そちら側の体側の伸びが良くなる」
「自分でやると手加減しちゃうから、他の人にグリグリやってもらった方がいいかもね」
「とにかく体側の左右差は、可能な限り取っておきたい。
老化すると、肋骨・胸郭を支える体側の筋肉が衰えてくるから、肋骨が下垂してくる」
「落ちて来た肋骨と、骨盤にはさまれて、ウエストの肉がはみ出すから、お腹まわりがだぶついてくる訳だもんね。
肋骨・胸郭が下がれば、内部循環にも不調が起きて、生活習慣病になりやすくなっちゃうし。
ウエストに指4本入るのが目標だよね」
「それも左右五分に下垂するのではなく、より筋肉が弱った方の肋骨が下垂してくる。
このことが、体側の伸びやすさの左右差になる」
「左右差を放っておくと、胴体が捻じれ始めるもんね。
炎症体質の始まり。炎症もガンも、捻じれの頂点で発生するから」
「ブリージングで開脚側屈を重視するのは、健康面からだけ観ても、これだけの深い理由があるから。
開脚をやりやすくするためには、股関節トンネル体操もいい。
開脚から、骨盤を丸めながら片足を引き付ける=床の上を時計の半円状に滑らせる。

股間まで引き付けたら、後ろで支えた両手でお尻を持ち上げる。
出来たトンネルを、踵をくぐらせる。

お尻を下して、くぐらせた足を更に回し、膝を伸ばし開脚に戻る。

この体操を何回か繰り返すと、股関節の開きが良くなり、捉えが安定して骨盤も立ってくる」
「左右この体操をやると、開脚側屈もやりやすくなるもんね。
学校体育の柔軟体操みたいに、反動をつけてグイグイやるのは禁物だよね。
筋や血管を、痛めたり切ったりしやすいから」
「そのとおり。見た目の形よりも、身体に正しい形で刺激が入っているか?の方が遥かに重要。
開脚で股関節を開いた後は、反対に股関節を閉じてから=仰向けで両膝を抱えてバウンドなど、

正座の仰向け万歳で、しっかり股関節を開放する。

開脚もこの姿勢も、人間にしか出来ないポーズ。
股関節が閉じるだけでなく、肋骨と骨盤の前面も引き離される。
下垂した肋骨・胸郭が胃腸と一緒に上がる」
「膝は床から浮いてもいいけど、両膝は閉じておくことだよね。
これも内転筋の力。股関節の開閉の両方に関わるのが、内転筋ってことだよね。
特に秋は冷えで内腿が縮むから、内転筋の体操をしっかりやるべし!だね」
(虎徹のワン!ポイントコメント)
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペットの虎徹です~。

写真は思い切り股関を広げて、オネンネ中のボクです。
犬の開脚はこのくらいが限度でしょう。
股関節は二足歩行している人間にしかありませんからね~。
でも、人間は四つ足じゃなくなったことにより、重力の影響で、肋骨が落ちてくるという、新たな病氣の原因を抱えることになりました。
若いうちは下垂しても、睡眠中に修復されましたが、年を取ると、だんだん復元力が失われます。
だから体操でしっかり肋骨を上げ、キープすることが必要なわけです。
今回は胴体側面と前面の体操が紹介されました。
ところで、賢明なる読者のみなさんはお氣づきでしょうが、肋骨と骨盤は背中側もありますので、背面も引き離さないと完璧とは言えません。
近いうちに、このブログでも紹介されると想いますが、頭の体操のつもりで、みなさんも考えてみてください~。
つづく
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