梅雨時はダイエットのチャンス!
- 2015/06/28
- 00:00
(お知らせ)
本ブログは、毎週日曜日の朝に更新してきましたが、次回のみ7月7日=火曜日朝7時の更新となります。
七夕がテーマなので、七夕当日にアップするためです。ご了承ください。
「夏に備えてスリムになりたいんですが、今まで何度もダイエットに失敗しています。
反動でドカ食いしたり、痩せても体調を崩したりしています。
健康なまま痩せ続けるダイエット法はないでしょうか?
ボンジュール・マンジュール」
「相談者さんのように、無理なダイエットで見かけだけ痩せても、体重だけ落ちても、健康を害しちゃう人って多いよね。
ヨガでは、美容じゃなくて美療(びりょう)って言うもんね。
表面・見かけだけじゃなくて、真から健康美が輝く身体。
身体の内側が浄化されれば、外側もキレイになるって考え方。
誰でも体重の1割は老廃物を溜めこんでいる。
それを捨てれば、痩せることはもちろん、健康にもなれるって言うのが、ブリージングの考え方だよね。
特に梅雨時はダイエットに一番向いた季節だよね。
湿氣や蒸し暑さから来るだるさで、1年間で一番食欲が落ちる時期だから。
ピンチはチャンス!そう想えば、悪い季節なんか無いよね」
「そのとおり。
梅雨時には食欲が落ちるくらいで正常。
失礼ながら梅雨時も食欲旺盛な人は、身体が鈍くなっている。
実体的には、日頃の過食で胃腸が下垂していると言うこと」
「だから、まずは正座での仰向け万歳がいいよね。

骨盤と肋骨が引き離されるもんね」
「このとき、誰でもウエストが細くなっている。
ウエストがだぶつくのは、肋骨が落ちてきて、骨盤とサンドイッチされたぜい肉が、はみ出すため。
肋骨を上げてやれば、自然にウエストが細くなる理屈。
肋骨と一緒にバストもアップする」
「肋骨が落ちる原因は、過食によって重くなった胃腸と一緒に下垂しちゃうから?」
「それが大きな原因。
もう一つは、加齢によって肋骨を高い位置にキープする筋肉が衰えてくるから。
だから16時間酵素断食などによって腸を軽くし、体操で内臓と肋骨を上げ、その位置でキープする筋力を養うこと」
「特にポイントになるのは、体側の体操だよね。
呼吸と関わる筋肉がいっぱいあるし。深い呼吸が出来れば、多少食べ過ぎたって全部燃やせちゃうから。
特に梅雨時は湿氣で呼吸が浅くなるから、しっかり肋骨を上げたいよね。
まずは定番の膝立ちの肋骨上げ。

浅い呼吸のまま、身体にいいモノを食べても、燃やせないから老廃物になっちゃう。
燃焼力=消化力を高めるには、まず呼吸を深めることだよね」
「次の体操もくびれウエストを創ってくれる。
左足を伸ばして、右足を膝上に乗せる。両手は後ろについて上体を支える。


息を吐きながら、背骨を捻じって、右膝を床に倒していく。
無理せず止まった位置でキープ。左の肋骨と骨盤が強烈に引き離される。


更に右手を床から浮かして、完全に右膝を床につける」
「いわゆるビーナスのポーズだね。グラビアアイドルが、よくこういうポーズを取っているよね。


下になった左のわき腹は伸びて、上になった右のわき腹は縮んでいる。
つまり、『伸ばす・縮める』の動き」
「このとき、右のわき腹に触れると、チャーシューのように潰されているのが分かる。
右わき腹に溜まった老廃物が、骨盤と肋骨に挟んで潰されているということ。
これが、くびれボディづくりになる。
体側には<意識を>向けない人が多い。
意識を注がない部分は、動きが悪くなるし、ぜい肉もつく
病氣もそこから始まる。 もっと自分の身体に意識を向けよう。
地味だけれど、肛門締めも効く。熱を漏らさない身体になるから、燃焼力=消化力が高まる。
古久澤先生は『肛門締めを毎日1000回やって、痩せない人を見たことがない』とおっしゃっている」
「でも残念ながら、多くの人が結果が出る前に辞めちゃうんだよね」
「ダイエットの盲点に、痩せても太腿だけ太いままという場合がある」
「悪夢だよね。原因はやっぱり<意識>の問題?」
「そのとおり。立つ時や歩くときに、太腿の前側と外股で頑張る人は、太腿が太くなる。
内腿=内転筋(ないてんきん)を活性化すれば、自体は改善される。
食事制限しなくても、内転筋の意識が目覚めてくるだけで、重心が中心に集まり、足は自然に細くなる。
内転筋の活性化には、『踵の円運動』がいい。
うつ伏せに寝て、左足の膝を曲げて足裏を天井に向ける。

骨盤を左に転がして、左足先の小指側を床につける。右足は伸ばしたまま。

左足で半円を描きながら床上を滑らせて、右足に戻す。
この動作を繰り返すと、左足の内転筋が目覚めてくる。


右も同じように行う。
内転筋を使うようになると、立つのも歩くのも楽。足が細くなるのに、大きな力を出せるようになる。
むくみや膝の痛みも改善されていく」
古久澤先生のメルマガとブログに学べば、健康になりながら痩せられます。
「呼吸で人生をストレッチする!」
「夢をかなえる心のストレッチ」
ブログ「青い空と碧い海」
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のメルマガとブログはこちらです。
メルマガ「小顔なんて簡単!」
ブログ「ふぐじろうのブリージングストレッチ日記」
「こうした体操と並行して、食を整えて行けば、バッチリだよね。
そう言えばチンパン君も、最近食事法を変えたんだよね?」
「朝食抜き、昼フルーツなのは同じだけど、夜は普通に食べていた。
ここ1か月ほど、平日の夜はご飯をお茶碗2杯。オカズは野菜、発酵食品、お味噌汁などに変えている。
野菜は生もあれば、ニンジン炒めのように火を通したものもある。実はニンジンは火を通した方がよい野菜。
お味噌汁の具も野菜類ばかり。
肉・魚・卵などの動物性蛋白質も、乳製品も摂らない。つまり平日ベジタリアン。
週末だけ好きなモノを食べている」
「調味料も無添加味噌、天然の粗塩、本醸造のしょう油。
ラーメンやカレーライスなど味の濃い食べ物も、週末までお預けなんだよね」
「そして白砂糖も平日は摂らない=平日ノンシュガー。
お蔭で体重が1か月で3キロ以上落ちた」
「無茶なダイエットの落とし穴のひとつが、貧血になること。
ただでさえ梅雨時で身体がだるい時に、貧血が重なると、ダブルパンチになっちゃう。
内側から輝く健康美は、質のいい赤血球から!だもんね。
食べ物の材料は血液。穀物=お米と野菜は、いい赤血球の素材」
「野菜でも特に緑黄野菜がいい。緑色の野菜はクロロフィルが豊富。
ホウレンソウ、ピーマン、キャベツ、小松菜・・・・みんないい赤血球を創ってくれる。
白血球が大事だと主張する人も居るけど、まず赤血球。
ちなみに淡色野菜は白血球の材料になる。白菜や大根などの白い食べ物。
ただし、同じ白いモノでも、乳製品の摂り過ぎは、白血球を壊してしまう。
とにかくまずは濃くてキレイな血液を創ろう」
「血を薄くする野菜ってあるの?」
「ナスやモヤシは陰性なので血を薄くする。その分、浄血力はあるけれど。
ナスは身体を冷やすので、『秋ナスは嫁に食わすな』と昔から言われていた。
イジメではなくて、腸と子宮が冷えて、妊娠・出産に差し支えるため。
もちろん、暑い夏はナスを食べてもOK。味噌漬けにすると、冷えの害もなくなる。
他に血を薄くすると言えば、白砂糖。陰性で頭に行ってしまうので、悩みのもとになる。
いつも悩みが堂々巡りしている人は、思い切って一時期白砂糖を絶つのもいいかも知れない」
「シュガーブルースって言うように、白砂糖はもっと!もっと!って欲しくなる点が、お酒と似ているよね。
アルコールも砂糖が入っているし、すごく緩めるから陰性。
甘いモノをやめられないのも、お酒をやめられないのも、本質的には同じことだもんね=緊張を緩めたい」
「アルコールや、甘いモノの摂り過ぎは、左の腎臓に負担をかける。
スナック菓子や砂糖菓子などの嗜好品は血になりにくく、かつ血を汚す。
甘いモノが欲しかったら、実は果物の果糖や、酵素飲料で十分摂れる。
白砂糖や化学調味料を控えると、野菜の甘さや、ご飯の甘味がよく分かるようになった」
「アタシたちは日頃から氣づかないうちに、味覚バカ=鈍感になっているんだね。
あと動物性蛋白質の塩氣の過剰摂取は、右の腎臓を疲れさせるよね」
「肉や魚などの塩は、体内に停滞して悪さをしやすい。
しかし、梅干しや味噌の塩氣は、身体を引き締めてくれる上に、腎臓にも余り浄化の負担をかけない。
血圧を氣にする人は、塩分を敵視する傾向があるけれど、塩が無いと人間は生きて行けない。
摂り方が問題なだけ。
現代人は肉や魚で過剰摂取した塩を、白砂糖=甘いモノで中和すると言う、かなり無茶なことをやっている」
「たまに不摂生するのはOKだけど、毎日やるのはまずいよね。
聖人・マザーテレサも、週1回はステーキを楽しんだそうだし」
「焼肉も消化器官を鍛えてくれるので、たまには食べた方がいい。
牛肉は金運もアップしてくれるし。豚肉は仕事運向上」
「チンパン君はラーメン、コーラやキットカットにも目がないもんね。
だから週末はパラダイス?」
「食事法を変えたばかりの頃は、週末になると、『来週まで食べられない!』とばかりに、色々食べまくった。
しかし、身体が慣れてくると、それほど貪り食いたいと思わなくなった。
感覚が正常になって来たのかも知れない。もちろん、週末は楽しみではあるけれど」
「チンパン君は、2年前の夏にも食事法の実験をしてたじゃない?
平日は生食ばかり食べてたよね」
「確かにすごく痩せた。2か月で10キロ痩せた。
しかし、生食だけだときつすぎた。やはり夜くらいは暖かいモノを食べたくなる。
特に涼しくなると身体が冷えるので、秋になったら終了した。
落とした体重は、2年かけて緩やかに戻って行った」
「やっぱり厳しすぎる食事法だと、続かないよね。
健康法としての食事法は、四季を通じて実践できることが基本だよ」
「ボクサーなど、体重制限のあるアスリートの場合は、極端に言えば試合の日だけ、そのウエイトになっていればいい。
試合の後でリバウンドしようが、体調を崩そうが、スポーツではそこまで考慮しない。
健康法の場合は、試合は無い代わりに、毎日が本番のようなもの。だから持続を旨とすべし」
「一時的にすごく痩せました、体調が良くなりましたと言っても、その後でリバウンドしたり、健康を失ったら意味が無いもんね」
「ただしアスリートの場合も、ベテランになってくると、『持続』を意識する人が増えてくるようである。
あるアスリートが、『高いモチベーションを維持する秘訣を教えてください』とインタビューされた時の話。
『そんな方法は無い。モチベーションが低い時期でも、飽きずに続けることが大事』だとそのアスリートは答えた。
更に、モチベーションが高いからと言って、結果がついて来るとは限らないとも付け加えた」
「確かに、入れ込み過ぎで失敗する場合もあるかも?」
「アスリートじゃないけど、あるベテラン作家も、仕事で意識していることを聴かれて、『安全運転』と答えていた。
無理にアクセルを踏まず、事故を起こさないよう、一定のペースを維持して仕事をして行くことが、長くやっていく秘訣とのこと。
身体を使う仕事であろうが、頭脳労働であろうが、長くやっていると同じような境地にたどり着くのかも知れない。
チンパンも今回の食事法は、1年間通して実践できそうなので、しっかり老廃物を捨てたい。
(自分が目指しているほど)身体の動きが良くならないのも、健康になれないのも、集中に欠けるのも、老廃物が大きなブレーキになっていると感じるからである。
秋・冬は野菜のスープや鍋物をつくろうかと思っているので、今から楽しみでさえある。
相談者さんも、週3日くらいはこの食事法を実践すると、健康なままダイエットできると思う」
「目指すは、白砂糖を減らし、良質の塩氣に満ちた陽性の身体だよね」
(虎徹のワン!ポイントコメント)
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペットの虎徹です~。

写真は、あげたての天ぷらに熱い視線を注いでいるボクです。
残念ながら「犬に天ぷらは、お腹を壊すかも?」ってことで、おあずけでしたけど(涙)。
人間様も天ぷら・揚げ物を食べるときは、いい油で揚げたてを食べるに限ります。
古い油は、体内に留まって、酸化・老化・動脈硬化を促進するからです。
それにしても、あのチクワの天ぷらは美味しそうだった・・・・・。
マンガ「忍者ハットリ君」にも、獅子丸と言う、チクワが好物の犬が出てきます。
『チクワの歌』と言う歌までありましたね。
「チクワよ、チクワ、どうしてお穴が開いてるの~?
向こうをのぞいて見るためよ~、見るためよ~♪」
って感じの歌です。
ボクもチクワが食べたいワン!
では、次回は7月7日(火)、午前7時にお会いしましょう~。
つづく
本ブログは、毎週日曜日の朝に更新してきましたが、次回のみ7月7日=火曜日朝7時の更新となります。
七夕がテーマなので、七夕当日にアップするためです。ご了承ください。
「夏に備えてスリムになりたいんですが、今まで何度もダイエットに失敗しています。
反動でドカ食いしたり、痩せても体調を崩したりしています。
健康なまま痩せ続けるダイエット法はないでしょうか?
ボンジュール・マンジュール」
「相談者さんのように、無理なダイエットで見かけだけ痩せても、体重だけ落ちても、健康を害しちゃう人って多いよね。
ヨガでは、美容じゃなくて美療(びりょう)って言うもんね。
表面・見かけだけじゃなくて、真から健康美が輝く身体。
身体の内側が浄化されれば、外側もキレイになるって考え方。
誰でも体重の1割は老廃物を溜めこんでいる。
それを捨てれば、痩せることはもちろん、健康にもなれるって言うのが、ブリージングの考え方だよね。
特に梅雨時はダイエットに一番向いた季節だよね。
湿氣や蒸し暑さから来るだるさで、1年間で一番食欲が落ちる時期だから。
ピンチはチャンス!そう想えば、悪い季節なんか無いよね」
「そのとおり。
梅雨時には食欲が落ちるくらいで正常。
失礼ながら梅雨時も食欲旺盛な人は、身体が鈍くなっている。
実体的には、日頃の過食で胃腸が下垂していると言うこと」
「だから、まずは正座での仰向け万歳がいいよね。

骨盤と肋骨が引き離されるもんね」
「このとき、誰でもウエストが細くなっている。
ウエストがだぶつくのは、肋骨が落ちてきて、骨盤とサンドイッチされたぜい肉が、はみ出すため。
肋骨を上げてやれば、自然にウエストが細くなる理屈。
肋骨と一緒にバストもアップする」
「肋骨が落ちる原因は、過食によって重くなった胃腸と一緒に下垂しちゃうから?」
「それが大きな原因。
もう一つは、加齢によって肋骨を高い位置にキープする筋肉が衰えてくるから。
だから16時間酵素断食などによって腸を軽くし、体操で内臓と肋骨を上げ、その位置でキープする筋力を養うこと」
「特にポイントになるのは、体側の体操だよね。
呼吸と関わる筋肉がいっぱいあるし。深い呼吸が出来れば、多少食べ過ぎたって全部燃やせちゃうから。
特に梅雨時は湿氣で呼吸が浅くなるから、しっかり肋骨を上げたいよね。
まずは定番の膝立ちの肋骨上げ。

浅い呼吸のまま、身体にいいモノを食べても、燃やせないから老廃物になっちゃう。
燃焼力=消化力を高めるには、まず呼吸を深めることだよね」
「次の体操もくびれウエストを創ってくれる。
左足を伸ばして、右足を膝上に乗せる。両手は後ろについて上体を支える。


息を吐きながら、背骨を捻じって、右膝を床に倒していく。
無理せず止まった位置でキープ。左の肋骨と骨盤が強烈に引き離される。


更に右手を床から浮かして、完全に右膝を床につける」
「いわゆるビーナスのポーズだね。グラビアアイドルが、よくこういうポーズを取っているよね。


下になった左のわき腹は伸びて、上になった右のわき腹は縮んでいる。
つまり、『伸ばす・縮める』の動き」
「このとき、右のわき腹に触れると、チャーシューのように潰されているのが分かる。
右わき腹に溜まった老廃物が、骨盤と肋骨に挟んで潰されているということ。
これが、くびれボディづくりになる。
体側には<意識を>向けない人が多い。
意識を注がない部分は、動きが悪くなるし、ぜい肉もつく
病氣もそこから始まる。 もっと自分の身体に意識を向けよう。
地味だけれど、肛門締めも効く。熱を漏らさない身体になるから、燃焼力=消化力が高まる。
古久澤先生は『肛門締めを毎日1000回やって、痩せない人を見たことがない』とおっしゃっている」
「でも残念ながら、多くの人が結果が出る前に辞めちゃうんだよね」
「ダイエットの盲点に、痩せても太腿だけ太いままという場合がある」
「悪夢だよね。原因はやっぱり<意識>の問題?」
「そのとおり。立つ時や歩くときに、太腿の前側と外股で頑張る人は、太腿が太くなる。
内腿=内転筋(ないてんきん)を活性化すれば、自体は改善される。
食事制限しなくても、内転筋の意識が目覚めてくるだけで、重心が中心に集まり、足は自然に細くなる。
内転筋の活性化には、『踵の円運動』がいい。
うつ伏せに寝て、左足の膝を曲げて足裏を天井に向ける。

骨盤を左に転がして、左足先の小指側を床につける。右足は伸ばしたまま。

左足で半円を描きながら床上を滑らせて、右足に戻す。
この動作を繰り返すと、左足の内転筋が目覚めてくる。


右も同じように行う。
内転筋を使うようになると、立つのも歩くのも楽。足が細くなるのに、大きな力を出せるようになる。
むくみや膝の痛みも改善されていく」
古久澤先生のメルマガとブログに学べば、健康になりながら痩せられます。
「呼吸で人生をストレッチする!」
「夢をかなえる心のストレッチ」
ブログ「青い空と碧い海」
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のメルマガとブログはこちらです。
メルマガ「小顔なんて簡単!」
ブログ「ふぐじろうのブリージングストレッチ日記」
「こうした体操と並行して、食を整えて行けば、バッチリだよね。
そう言えばチンパン君も、最近食事法を変えたんだよね?」
「朝食抜き、昼フルーツなのは同じだけど、夜は普通に食べていた。
ここ1か月ほど、平日の夜はご飯をお茶碗2杯。オカズは野菜、発酵食品、お味噌汁などに変えている。
野菜は生もあれば、ニンジン炒めのように火を通したものもある。実はニンジンは火を通した方がよい野菜。
お味噌汁の具も野菜類ばかり。
肉・魚・卵などの動物性蛋白質も、乳製品も摂らない。つまり平日ベジタリアン。
週末だけ好きなモノを食べている」
「調味料も無添加味噌、天然の粗塩、本醸造のしょう油。
ラーメンやカレーライスなど味の濃い食べ物も、週末までお預けなんだよね」
「そして白砂糖も平日は摂らない=平日ノンシュガー。
お蔭で体重が1か月で3キロ以上落ちた」
「無茶なダイエットの落とし穴のひとつが、貧血になること。
ただでさえ梅雨時で身体がだるい時に、貧血が重なると、ダブルパンチになっちゃう。
内側から輝く健康美は、質のいい赤血球から!だもんね。
食べ物の材料は血液。穀物=お米と野菜は、いい赤血球の素材」
「野菜でも特に緑黄野菜がいい。緑色の野菜はクロロフィルが豊富。
ホウレンソウ、ピーマン、キャベツ、小松菜・・・・みんないい赤血球を創ってくれる。
白血球が大事だと主張する人も居るけど、まず赤血球。
ちなみに淡色野菜は白血球の材料になる。白菜や大根などの白い食べ物。
ただし、同じ白いモノでも、乳製品の摂り過ぎは、白血球を壊してしまう。
とにかくまずは濃くてキレイな血液を創ろう」
「血を薄くする野菜ってあるの?」
「ナスやモヤシは陰性なので血を薄くする。その分、浄血力はあるけれど。
ナスは身体を冷やすので、『秋ナスは嫁に食わすな』と昔から言われていた。
イジメではなくて、腸と子宮が冷えて、妊娠・出産に差し支えるため。
もちろん、暑い夏はナスを食べてもOK。味噌漬けにすると、冷えの害もなくなる。
他に血を薄くすると言えば、白砂糖。陰性で頭に行ってしまうので、悩みのもとになる。
いつも悩みが堂々巡りしている人は、思い切って一時期白砂糖を絶つのもいいかも知れない」
「シュガーブルースって言うように、白砂糖はもっと!もっと!って欲しくなる点が、お酒と似ているよね。
アルコールも砂糖が入っているし、すごく緩めるから陰性。
甘いモノをやめられないのも、お酒をやめられないのも、本質的には同じことだもんね=緊張を緩めたい」
「アルコールや、甘いモノの摂り過ぎは、左の腎臓に負担をかける。
スナック菓子や砂糖菓子などの嗜好品は血になりにくく、かつ血を汚す。
甘いモノが欲しかったら、実は果物の果糖や、酵素飲料で十分摂れる。
白砂糖や化学調味料を控えると、野菜の甘さや、ご飯の甘味がよく分かるようになった」
「アタシたちは日頃から氣づかないうちに、味覚バカ=鈍感になっているんだね。
あと動物性蛋白質の塩氣の過剰摂取は、右の腎臓を疲れさせるよね」
「肉や魚などの塩は、体内に停滞して悪さをしやすい。
しかし、梅干しや味噌の塩氣は、身体を引き締めてくれる上に、腎臓にも余り浄化の負担をかけない。
血圧を氣にする人は、塩分を敵視する傾向があるけれど、塩が無いと人間は生きて行けない。
摂り方が問題なだけ。
現代人は肉や魚で過剰摂取した塩を、白砂糖=甘いモノで中和すると言う、かなり無茶なことをやっている」
「たまに不摂生するのはOKだけど、毎日やるのはまずいよね。
聖人・マザーテレサも、週1回はステーキを楽しんだそうだし」
「焼肉も消化器官を鍛えてくれるので、たまには食べた方がいい。
牛肉は金運もアップしてくれるし。豚肉は仕事運向上」
「チンパン君はラーメン、コーラやキットカットにも目がないもんね。
だから週末はパラダイス?」
「食事法を変えたばかりの頃は、週末になると、『来週まで食べられない!』とばかりに、色々食べまくった。
しかし、身体が慣れてくると、それほど貪り食いたいと思わなくなった。
感覚が正常になって来たのかも知れない。もちろん、週末は楽しみではあるけれど」
「チンパン君は、2年前の夏にも食事法の実験をしてたじゃない?
平日は生食ばかり食べてたよね」
「確かにすごく痩せた。2か月で10キロ痩せた。
しかし、生食だけだときつすぎた。やはり夜くらいは暖かいモノを食べたくなる。
特に涼しくなると身体が冷えるので、秋になったら終了した。
落とした体重は、2年かけて緩やかに戻って行った」
「やっぱり厳しすぎる食事法だと、続かないよね。
健康法としての食事法は、四季を通じて実践できることが基本だよ」
「ボクサーなど、体重制限のあるアスリートの場合は、極端に言えば試合の日だけ、そのウエイトになっていればいい。
試合の後でリバウンドしようが、体調を崩そうが、スポーツではそこまで考慮しない。
健康法の場合は、試合は無い代わりに、毎日が本番のようなもの。だから持続を旨とすべし」
「一時的にすごく痩せました、体調が良くなりましたと言っても、その後でリバウンドしたり、健康を失ったら意味が無いもんね」
「ただしアスリートの場合も、ベテランになってくると、『持続』を意識する人が増えてくるようである。
あるアスリートが、『高いモチベーションを維持する秘訣を教えてください』とインタビューされた時の話。
『そんな方法は無い。モチベーションが低い時期でも、飽きずに続けることが大事』だとそのアスリートは答えた。
更に、モチベーションが高いからと言って、結果がついて来るとは限らないとも付け加えた」
「確かに、入れ込み過ぎで失敗する場合もあるかも?」
「アスリートじゃないけど、あるベテラン作家も、仕事で意識していることを聴かれて、『安全運転』と答えていた。
無理にアクセルを踏まず、事故を起こさないよう、一定のペースを維持して仕事をして行くことが、長くやっていく秘訣とのこと。
身体を使う仕事であろうが、頭脳労働であろうが、長くやっていると同じような境地にたどり着くのかも知れない。
チンパンも今回の食事法は、1年間通して実践できそうなので、しっかり老廃物を捨てたい。
(自分が目指しているほど)身体の動きが良くならないのも、健康になれないのも、集中に欠けるのも、老廃物が大きなブレーキになっていると感じるからである。
秋・冬は野菜のスープや鍋物をつくろうかと思っているので、今から楽しみでさえある。
相談者さんも、週3日くらいはこの食事法を実践すると、健康なままダイエットできると思う」
「目指すは、白砂糖を減らし、良質の塩氣に満ちた陽性の身体だよね」
(虎徹のワン!ポイントコメント)
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペットの虎徹です~。

写真は、あげたての天ぷらに熱い視線を注いでいるボクです。
残念ながら「犬に天ぷらは、お腹を壊すかも?」ってことで、おあずけでしたけど(涙)。
人間様も天ぷら・揚げ物を食べるときは、いい油で揚げたてを食べるに限ります。
古い油は、体内に留まって、酸化・老化・動脈硬化を促進するからです。
それにしても、あのチクワの天ぷらは美味しそうだった・・・・・。
マンガ「忍者ハットリ君」にも、獅子丸と言う、チクワが好物の犬が出てきます。
『チクワの歌』と言う歌までありましたね。
「チクワよ、チクワ、どうしてお穴が開いてるの~?
向こうをのぞいて見るためよ~、見るためよ~♪」
って感じの歌です。
ボクもチクワが食べたいワン!
では、次回は7月7日(火)、午前7時にお会いしましょう~。
つづく
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