しあわせを引き寄せるカラダとは?
- 2015/02/22
- 08:00
「色んなセミナーや教室に通って、たくさんの情報やメソッドを学んできました。
ところが、色々仕入れすぎて、結局何が正しいのか分からなくなってしまいました。
どうすればいいでしょう?
そしてボクは途方に暮れる」
「相談者さんみたいなタイプって多いよね。余りにも手を広げ過ぎて、訳が分からなくなっちゃうって言うパターン」
「2月3~8日にかけて、伊豆高原で行われた『ブリージングお粥養生合宿』中の講義でも、その問題には触れられた。
たとえば、ブリージングで薦める般若心経を、否定する人もいる」
「般若心経の『ギャーテイ、ギャーテイ』のマントラは、『ギャー!』の悲鳴に通じるから、よろしくない とか主張する人もいるんでしょ?
自分に軸が出来ないうちに、矛盾する情報を仕入れると、混乱しちゃうよね」
「ブリージングで教えている情報・メソッドは、実験済みのものばかりだから、まず黙ってやって欲しい と古久澤先生はおっしゃっている」
「沖ヨガの『信じるな、疑うな、確かめよ!』の精神で検証したメソッドばかりだもんね」
「古久澤先生の処女作、『しあわせを引き寄せるカラダ』(以下、『しあわせ本』)は、その精神で形成されたメソッドの塊。
今回は、その『はじめに』を読み込む形で、相談に答えて行きたい」
「本の最初と最後に、一番著者が訴えたいこと、本音が出るから=読書法のコツだもんね。
『はじめに』は、『あなたは今、しあわせですか?』って呼びかけから始まっているよね。
アーユー、ハッピー?」
「なぜ、相談者さんがお金と時間を使って、色んなメソッドを学んで来たのかと言えば、『しあわせになりたい』からの筈。
常識的に考えて、不幸になりたくて努力する人間は居ない」
「でも、こんな相談をしてくるからには、相談者さんは余りしあわせじゃないんだろうね。
いくら情報・知識だけ知っていても、開脚が開いたり、ヨガの逆立ちが出来ても、不幸だったら意味ないよね」
「人間・人生は、本来しあわせなものである という考え方が、ブリージングの原点。
だからブリージングでは、不幸自慢・病氣自慢・苦労自慢は禁止(笑)。
それなのに、なぜ今、しあわせを感じられないのかと言えば、身体に不調があったり、心に悩みを抱えているから。
つまり曇った状態になっている。
だったら問題を解決すれば、本来のしあわせな状態に戻れる理屈」
「不調や悩みが生じるのは、身体の中が詰まっているからだよね。
人間の身体は、血管・消化管・リンパ管と言った管の集まり。氣の流れ道の経絡だって、目に見えない管だし。
『そのパイプに、詰まりが無ければ心身も健康で、運氣も体内にキレイに注がれてくる』
これがブリージングで定義する、<しあわせ>の状態だよね」
「血管が詰まっていくのが動脈硬化。消化管が詰まるのが消化不良。当然体調も精神状態も悪くなる。
そしてサラッと書かれているけど、『パイプが詰まっていないと、運氣も体内にキレイに注がれる』と言う部分は超重要。
氣功で言えば、大周天(だいしゅうてん)=天地と自分との氣の交流 が出来ている状態だから」
「頭頂の百会(ひゃくえ)のツボから天の氣が、足裏の湧泉(ゆうせん)のツボから地の氣が入ってくるんだよね。
天の氣=天運。地の氣=現世ご利益。
身体が空(カラダ)でカラッポの状態になっていると、いい運氣がドンドン入ってくるってわけか。
神社やパワースポットに行くときも、カラッポの状態で行った方がいいよね。
それが、『しあわせを引き寄せるカラダ』だもん」
「だから神社では、鳥居をくぐって百会の邪氣を切り、玉砂利の上を歩いて湧泉から邪氣を抜く。
更に手水場で、手と口を清めて、それから参拝する。
祓えに始まって、祓えに終わるのが神道。
神社には、こういうシステムが存在しているから、どんなに汚れた人が行っても、それなりにいい運氣をもらえる。
普段から、身体を詰まらせていない人は、もっとたくさん貰える。
しあわせを引き寄せるカラダ=スーパーボディでもある。
自分の身体を<単なる肉の塊>=詰まったモノ だと想っている人と、空なるものだとイメージしている人では、当然『動きの質』も違ってくる。
前者は年々身体が衰えて行くが、後者は歳を重ねるほど『スーパーボディ』に近づいて行ける」
古久澤先生のメルマガとブログには、「しあわせを引き寄せるカラダ」を創る方法が満載!
「呼吸で人生をストレッチする!」
「夢をかなえる心のストレッチ」
ブログ「青い空と碧い海」
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のメルマガとブログはこちらです。
メルマガ「小顔なんて簡単!」
ブログ「ふぐじろうのブリージングストレッチ日記」
「空なる筈の身体=パイプを詰まらせているのは、人間関係のストレス・食べ過ぎによる内臓疲労・冷えなどだよね。
<お粥養生合宿>では、主に内臓疲労の解消と、冷え取りをやったもんね」
「今までは、デトックス合宿と言えば、フルーツなどの生ものを使っていた。
しかし、冷え症の人には、冬場(合宿は2月が恒例)の果物は、余計身体が冷えてキツイ」
「特に女性は冷え症が多いし、便も出づらいから、反応で苦しむ人が多かったもんね。
そこで今回から、お粥に切り替えたんだよね。そして季節の野菜のおみおつけと、お漬物」

「お粥は、胃に3時間は停滞して、ホカロンのように温めてくれる。
だから今回の参加者は血色もよく、寝込む人は誰もいなかった。
お粥とおみおつけ、お漬物さえ食べていれば、栄養失調になることもない。
消化に負担をかけないので、内臓の疲労も抜けて行く」
「お粥のバリエーションも豊富だったしね。
お米だけのお粥じゃなくて、赤味噌で味付けしたお粥や、小豆が入ったお粥も出たし。
赤味噌は腸を温め、浄化してくれるし、小豆は腎臓の詰まりを掃除してくれるもんね」
「チンパンは酵素飲料も1日1本のペースで飲んだので、便通もすごかった。
2月6日~8日の後半組に参加したけれど、泥状の滞留便(たいりゅうべん)=腸の奥に溜まった便が、10回以上出た」
「今回の合宿は、前半組と後半組に分けたから、二十数名と落ち着いた人数だったもんね。
それだけ参加者の呼吸もまとまりやすかったかも?
大人数だと活氣は出るけど、指導者は目配りが大変だし」
「『しあわせ本』の『はじめに』に戻ると、
『身体の不調、よからぬ心の癖、不運でさえも、その正体は<汚れ>に過ぎない』
と明記されている。
つまり、不幸とは汚れているとき、乱れているときにしか、存在できない『現象』」
「だから、汚れをクリーニングさえすれば、丸ごと改善できちゃう。
合宿中の講義でも触れられていたけど、正座で眼を閉じて、20~40分じっとしていられるようになったら、婦人科系の不調は、自然に解消する場合が多いって言うもんね。
感情の乱れが、子宮や卵巣と言った、<女性的感情の座>を直撃して病氣になった訳だから」
「特に子宮がんや、子宮筋腫は、『女性として見られなくなる、扱われなくなる』ようになると、発生するリスクが高まる傾向がある」
「私だって女なのよ!って、子宮が主張しているわけだね。
だから全身の中で、よりによって女性そのものの部分を選んで、腫れものが出来るんだね。
長時間穏やかにしていられる身体になれば、自然に快方に向かうってわけか」
「使えない情報、メソッドがため込まれると、それ自体が一種の汚れ・老廃物になって、運命を邪魔してくる。
色んなセミナーを渡り歩いて来た相談者さんの頭が、いまとっちらかっているのが、その証拠。
それを防ぐには、まず知った情報・メソッドを検証すること。
たとえばチンパンは、今回の合宿で、大根おろしが風邪、花粉症、高血圧に効くことを教わった」
「大根に含まれた酵素=ジアスターゼが効くんだよね。大根は氣を下げてくれるし。
花粉症とかのアレルギーは、肺=呼吸器系の病氣。五行で言うと、肺は白だから、白い食べ物が薬になっちゃう」
「大根おろしだけ大量に食べるのはきついので、ノンカフェインの番茶、ルイボスティーを、器に入れた大根おろしに注ぐ。
そして、本醸造(ほんじょうぞう)のしょう油で、好みに味付けをする。

チンパンは、合宿から数日後、風邪っぽい状態になった」
「いまは、ちょうど季節の変わり目だもんね。風邪は天然の整体運動だし」
「さっそく教わった大根おろし入りルイボスティーを飲み干した。
その日はそのまま酵素断食。夜は半身浴をしながらミカンを食べた」
「身体を温めながらミカンを食べると、酵素やビタミンCを吸収できるもんね」
「お蔭で一晩で体調は回復したが、調子がよくなってきたので、そのまま翌日も酵素断食。
2日やると、かなり身体が軽くなったことを実感。お粥とは、また違った効果があった」
「目的に応じて、お粥と酵素断食を使い分けることだよね。やるときは、混ぜずにどっちかに絞った方がいいけど。
そして、学んだ情報を、実践・検証して行くと、頭が混乱しなくなる=確信が持てるようになって行くってことだよね」
「ジブリ映画の、『千と千尋の神隠し』にも、クリーニングを象徴するエピソードが出てくる。
ヒロイン千尋は、湯婆々(ゆばば)という魔女が支配する、異界の湯屋で、千という名前を与えられて働いている」
「湯婆々の魔術で、千は人間界に居たときの記憶を奪われているんだよね」
「ある日、湯屋に『オクサレサマ』という、異臭を放つ、醜い怪物がお客としてやってくる。
新入りの千は、オクサレサマの世話を押し付けられた。
千は浴室で、懸命にオクサレサマの身体を洗う」
「千の必死の姿に、しまいには他の従業員たちも、手伝い始めるんだよね」
「やがてオクサレサマの身体から、さびだらけの自転車とか、色んなゴミが排泄され始める。
完全に排泄が終わった時、オクサレサマの姿は、河の神様に変わっていた」
「もともとオクサレサマは、高貴な河の神様だったもんね。
人間が河を汚したから、その汚れを飲み込んだ神様が、怪物になっちゃった」
「千たちのお蔭で、汚れ・穢れを払い落とした河の神は、『良きかな!』と祝福の言葉を与えて、湯屋を去っていく。
もし、今の身体・人生がどんなに悲惨でも、クリーニングすれば、光を放つ者になれるという教え」
「般若心経にも、『不垢不浄(ふくうふじょう)』=キレイも汚いも無いんだよ というフレーズがあるもんね」
「『易経』にも、『固い干し肉を噛み続ければ、金の矢=宝物が出てくる』というくだりがある。
かの松下幸之助さんは、経営に問題のある会社の立て直しを依頼されたことがある。
調べてみると、確かに財務面での改善点は山積みだったが、その会社は素晴らしい技術を持っていた。
立て直しに成功すると、その会社の技術は、松下電器発展のすぐれた原動力になった。
松下幸之助さんは、この時の経験を『泥を落とせば、中身は金』と語っている。
不幸・不調とは、決して<存在>ではなくて、汚れた・乱れた<状態>に過ぎない。
状態だったら、いくらでもひっくり返せる」
「しあわせこそが、<存在>だもんね。
逆に考えていると、ドンドンしょぼい人生になっちゃう。
そして、いまの自分の身体と心の状態は、今までの呼吸・姿勢・食べ方の結果だもんね。
未来の自分は、今の呼吸・姿勢・食べ方で創られていくし」
「運命は積み重ねで決まる。罪とは『積み重ね』のこと。よろしくない生活習慣の蓄積。
まず呼吸は、心と身体に同時に影響する、唯一の存在」
「だから、呼吸がおかしくなると、心身共に悪影響を受けるもんね」
「しかも、呼吸は外界とも関係が深い。運や縁を運んでくるのは、いつも風=呼吸。
だから呼吸が浅くなったり、偏ると、それにふさわしい出来事が引き寄せられ始める」
「深くて、さわやかな呼吸が出来る身体が、『風通しのいいカラダ』=よき呼吸の器。
ブリージングは、その器を創るために、体操するんだもんね」
「そして姿勢は、『姿の勢い』と書く。背筋が伸びて、勢い=エネルギーに満ちた身体は、やはり弾力のある呼吸をしている。
うなだれた姿勢の人は、心も人生も、低空飛行になりやすい」
「威張った人は、姿勢も踏ん反り返っているもんね。全部、姿勢に出るわけか」
「そして、身体の材料である食べ物の、『食べ方』を整えることは、身体・運命改善に必須。
だからこそ、ブリージングは16時間酵素断食や、酵素デトックス合宿に長年取り組んできた。
今回のお粥養生合宿は、その新たな試み」
「要するに、老廃物=汚れをクリーニングするだけじゃなくて、新たな老廃物を生み出さないように、生活の仕方を切り替えて行かなきゃいかん ってことか」
「そのとおり。仕事の仕方や、経済問題だって同じ。
90年代に発生した、不良債権問題は、日本経済に『失われた20年』をもたらした。
不良債権という老廃物のせいで、日本国=身体の中を、お金という血液が、スムーズに回らなくなった」
「だから、出口の見えない不景氣になったんだもんね。
不良債権処理も、一種のクリーニングだったわけか」
「名前は忘れたけど、当時ある経営者が、
『不良債権処理は確かに急務。しかし、不良債権を処理すれば終わりというものではない。
新たな不良債権を生み出さないために、筋肉質の経営体質に作り替えてこそ、根本的な解決になる』
と語っていた。的を射た意見だと感心した記憶がある」
「体質改善と、まったく同じやり方だよね。みんな通じている訳か」
「『しあわせ本』の『はじめに』の締めくくりでは、『自分の体質・運命は、自分自身で変える』ことが強調されている。
つまり、依存しない・させないと言うこと」
「『目先の利益だけ考えたら、生徒やお客さんを依存させるように仕向けた方が、お金は儲かりやすい。
しかし、やがて自分も生徒も、不幸になることが目に見えている。
だからブリージングは自立が基本』
と古久澤先生は、おっしゃっているもんね」
「もちろん、自立が基本と言っても、なんでもかんでも自分ひとりで出来る訳がない。
他人とのつき合い方、間合いの取り方、協力の仕方はどうするのか?と言うことも、『しあわせ本』の『おわりに』に、ちゃんと書いてある。
そこに触れるのは、またの機会として、相談者さんは、ここまでの回答で、頭の混乱を収拾するヒントが、いくつか得られたんじゃないかと思う」
「納得のいくまで、読み返してみてくださいね~。
『しあわせ本』の『はじめに』を、毎日音読しても、つかめるものがあるかも?」
(虎徹のワン!ポイントコメント)
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペットの虎徹です~。

写真は、朝のおトイレを済ませて、ホッとして氣分爽快なボクです。
老廃物をきちんと排泄することが、健康の基本ですね~。
排泄力を低下させる原因には、筋肉の緊張、内臓の疲労、骨盤の開閉力の低下、低体温、精神的なストレスなどがあります。
こうした原因をひとつずつ取り除いていくと、排泄力が高まって、体質も運命も、自然に好転していきます。
根っ子からの人生改善(ボクは犬生ですが)に、みんなで取り組んでいきましょ~!
つづく
ところが、色々仕入れすぎて、結局何が正しいのか分からなくなってしまいました。
どうすればいいでしょう?
そしてボクは途方に暮れる」
「相談者さんみたいなタイプって多いよね。余りにも手を広げ過ぎて、訳が分からなくなっちゃうって言うパターン」
「2月3~8日にかけて、伊豆高原で行われた『ブリージングお粥養生合宿』中の講義でも、その問題には触れられた。
たとえば、ブリージングで薦める般若心経を、否定する人もいる」
「般若心経の『ギャーテイ、ギャーテイ』のマントラは、『ギャー!』の悲鳴に通じるから、よろしくない とか主張する人もいるんでしょ?
自分に軸が出来ないうちに、矛盾する情報を仕入れると、混乱しちゃうよね」
「ブリージングで教えている情報・メソッドは、実験済みのものばかりだから、まず黙ってやって欲しい と古久澤先生はおっしゃっている」
「沖ヨガの『信じるな、疑うな、確かめよ!』の精神で検証したメソッドばかりだもんね」
「古久澤先生の処女作、『しあわせを引き寄せるカラダ』(以下、『しあわせ本』)は、その精神で形成されたメソッドの塊。
今回は、その『はじめに』を読み込む形で、相談に答えて行きたい」
「本の最初と最後に、一番著者が訴えたいこと、本音が出るから=読書法のコツだもんね。
『はじめに』は、『あなたは今、しあわせですか?』って呼びかけから始まっているよね。
アーユー、ハッピー?」
「なぜ、相談者さんがお金と時間を使って、色んなメソッドを学んで来たのかと言えば、『しあわせになりたい』からの筈。
常識的に考えて、不幸になりたくて努力する人間は居ない」
「でも、こんな相談をしてくるからには、相談者さんは余りしあわせじゃないんだろうね。
いくら情報・知識だけ知っていても、開脚が開いたり、ヨガの逆立ちが出来ても、不幸だったら意味ないよね」
「人間・人生は、本来しあわせなものである という考え方が、ブリージングの原点。
だからブリージングでは、不幸自慢・病氣自慢・苦労自慢は禁止(笑)。
それなのに、なぜ今、しあわせを感じられないのかと言えば、身体に不調があったり、心に悩みを抱えているから。
つまり曇った状態になっている。
だったら問題を解決すれば、本来のしあわせな状態に戻れる理屈」
「不調や悩みが生じるのは、身体の中が詰まっているからだよね。
人間の身体は、血管・消化管・リンパ管と言った管の集まり。氣の流れ道の経絡だって、目に見えない管だし。
『そのパイプに、詰まりが無ければ心身も健康で、運氣も体内にキレイに注がれてくる』
これがブリージングで定義する、<しあわせ>の状態だよね」
「血管が詰まっていくのが動脈硬化。消化管が詰まるのが消化不良。当然体調も精神状態も悪くなる。
そしてサラッと書かれているけど、『パイプが詰まっていないと、運氣も体内にキレイに注がれる』と言う部分は超重要。
氣功で言えば、大周天(だいしゅうてん)=天地と自分との氣の交流 が出来ている状態だから」
「頭頂の百会(ひゃくえ)のツボから天の氣が、足裏の湧泉(ゆうせん)のツボから地の氣が入ってくるんだよね。
天の氣=天運。地の氣=現世ご利益。
身体が空(カラダ)でカラッポの状態になっていると、いい運氣がドンドン入ってくるってわけか。
神社やパワースポットに行くときも、カラッポの状態で行った方がいいよね。
それが、『しあわせを引き寄せるカラダ』だもん」
「だから神社では、鳥居をくぐって百会の邪氣を切り、玉砂利の上を歩いて湧泉から邪氣を抜く。
更に手水場で、手と口を清めて、それから参拝する。
祓えに始まって、祓えに終わるのが神道。
神社には、こういうシステムが存在しているから、どんなに汚れた人が行っても、それなりにいい運氣をもらえる。
普段から、身体を詰まらせていない人は、もっとたくさん貰える。
しあわせを引き寄せるカラダ=スーパーボディでもある。
自分の身体を<単なる肉の塊>=詰まったモノ だと想っている人と、空なるものだとイメージしている人では、当然『動きの質』も違ってくる。
前者は年々身体が衰えて行くが、後者は歳を重ねるほど『スーパーボディ』に近づいて行ける」
古久澤先生のメルマガとブログには、「しあわせを引き寄せるカラダ」を創る方法が満載!
「呼吸で人生をストレッチする!」
「夢をかなえる心のストレッチ」
ブログ「青い空と碧い海」
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メルマガ「小顔なんて簡単!」
ブログ「ふぐじろうのブリージングストレッチ日記」
「空なる筈の身体=パイプを詰まらせているのは、人間関係のストレス・食べ過ぎによる内臓疲労・冷えなどだよね。
<お粥養生合宿>では、主に内臓疲労の解消と、冷え取りをやったもんね」
「今までは、デトックス合宿と言えば、フルーツなどの生ものを使っていた。
しかし、冷え症の人には、冬場(合宿は2月が恒例)の果物は、余計身体が冷えてキツイ」
「特に女性は冷え症が多いし、便も出づらいから、反応で苦しむ人が多かったもんね。
そこで今回から、お粥に切り替えたんだよね。そして季節の野菜のおみおつけと、お漬物」

「お粥は、胃に3時間は停滞して、ホカロンのように温めてくれる。
だから今回の参加者は血色もよく、寝込む人は誰もいなかった。
お粥とおみおつけ、お漬物さえ食べていれば、栄養失調になることもない。
消化に負担をかけないので、内臓の疲労も抜けて行く」
「お粥のバリエーションも豊富だったしね。
お米だけのお粥じゃなくて、赤味噌で味付けしたお粥や、小豆が入ったお粥も出たし。
赤味噌は腸を温め、浄化してくれるし、小豆は腎臓の詰まりを掃除してくれるもんね」
「チンパンは酵素飲料も1日1本のペースで飲んだので、便通もすごかった。
2月6日~8日の後半組に参加したけれど、泥状の滞留便(たいりゅうべん)=腸の奥に溜まった便が、10回以上出た」
「今回の合宿は、前半組と後半組に分けたから、二十数名と落ち着いた人数だったもんね。
それだけ参加者の呼吸もまとまりやすかったかも?
大人数だと活氣は出るけど、指導者は目配りが大変だし」
「『しあわせ本』の『はじめに』に戻ると、
『身体の不調、よからぬ心の癖、不運でさえも、その正体は<汚れ>に過ぎない』
と明記されている。
つまり、不幸とは汚れているとき、乱れているときにしか、存在できない『現象』」
「だから、汚れをクリーニングさえすれば、丸ごと改善できちゃう。
合宿中の講義でも触れられていたけど、正座で眼を閉じて、20~40分じっとしていられるようになったら、婦人科系の不調は、自然に解消する場合が多いって言うもんね。
感情の乱れが、子宮や卵巣と言った、<女性的感情の座>を直撃して病氣になった訳だから」
「特に子宮がんや、子宮筋腫は、『女性として見られなくなる、扱われなくなる』ようになると、発生するリスクが高まる傾向がある」
「私だって女なのよ!って、子宮が主張しているわけだね。
だから全身の中で、よりによって女性そのものの部分を選んで、腫れものが出来るんだね。
長時間穏やかにしていられる身体になれば、自然に快方に向かうってわけか」
「使えない情報、メソッドがため込まれると、それ自体が一種の汚れ・老廃物になって、運命を邪魔してくる。
色んなセミナーを渡り歩いて来た相談者さんの頭が、いまとっちらかっているのが、その証拠。
それを防ぐには、まず知った情報・メソッドを検証すること。
たとえばチンパンは、今回の合宿で、大根おろしが風邪、花粉症、高血圧に効くことを教わった」
「大根に含まれた酵素=ジアスターゼが効くんだよね。大根は氣を下げてくれるし。
花粉症とかのアレルギーは、肺=呼吸器系の病氣。五行で言うと、肺は白だから、白い食べ物が薬になっちゃう」
「大根おろしだけ大量に食べるのはきついので、ノンカフェインの番茶、ルイボスティーを、器に入れた大根おろしに注ぐ。
そして、本醸造(ほんじょうぞう)のしょう油で、好みに味付けをする。

チンパンは、合宿から数日後、風邪っぽい状態になった」
「いまは、ちょうど季節の変わり目だもんね。風邪は天然の整体運動だし」
「さっそく教わった大根おろし入りルイボスティーを飲み干した。
その日はそのまま酵素断食。夜は半身浴をしながらミカンを食べた」
「身体を温めながらミカンを食べると、酵素やビタミンCを吸収できるもんね」
「お蔭で一晩で体調は回復したが、調子がよくなってきたので、そのまま翌日も酵素断食。
2日やると、かなり身体が軽くなったことを実感。お粥とは、また違った効果があった」
「目的に応じて、お粥と酵素断食を使い分けることだよね。やるときは、混ぜずにどっちかに絞った方がいいけど。
そして、学んだ情報を、実践・検証して行くと、頭が混乱しなくなる=確信が持てるようになって行くってことだよね」
「ジブリ映画の、『千と千尋の神隠し』にも、クリーニングを象徴するエピソードが出てくる。
ヒロイン千尋は、湯婆々(ゆばば)という魔女が支配する、異界の湯屋で、千という名前を与えられて働いている」
「湯婆々の魔術で、千は人間界に居たときの記憶を奪われているんだよね」
「ある日、湯屋に『オクサレサマ』という、異臭を放つ、醜い怪物がお客としてやってくる。
新入りの千は、オクサレサマの世話を押し付けられた。
千は浴室で、懸命にオクサレサマの身体を洗う」
「千の必死の姿に、しまいには他の従業員たちも、手伝い始めるんだよね」
「やがてオクサレサマの身体から、さびだらけの自転車とか、色んなゴミが排泄され始める。
完全に排泄が終わった時、オクサレサマの姿は、河の神様に変わっていた」
「もともとオクサレサマは、高貴な河の神様だったもんね。
人間が河を汚したから、その汚れを飲み込んだ神様が、怪物になっちゃった」
「千たちのお蔭で、汚れ・穢れを払い落とした河の神は、『良きかな!』と祝福の言葉を与えて、湯屋を去っていく。
もし、今の身体・人生がどんなに悲惨でも、クリーニングすれば、光を放つ者になれるという教え」
「般若心経にも、『不垢不浄(ふくうふじょう)』=キレイも汚いも無いんだよ というフレーズがあるもんね」
「『易経』にも、『固い干し肉を噛み続ければ、金の矢=宝物が出てくる』というくだりがある。
かの松下幸之助さんは、経営に問題のある会社の立て直しを依頼されたことがある。
調べてみると、確かに財務面での改善点は山積みだったが、その会社は素晴らしい技術を持っていた。
立て直しに成功すると、その会社の技術は、松下電器発展のすぐれた原動力になった。
松下幸之助さんは、この時の経験を『泥を落とせば、中身は金』と語っている。
不幸・不調とは、決して<存在>ではなくて、汚れた・乱れた<状態>に過ぎない。
状態だったら、いくらでもひっくり返せる」
「しあわせこそが、<存在>だもんね。
逆に考えていると、ドンドンしょぼい人生になっちゃう。
そして、いまの自分の身体と心の状態は、今までの呼吸・姿勢・食べ方の結果だもんね。
未来の自分は、今の呼吸・姿勢・食べ方で創られていくし」
「運命は積み重ねで決まる。罪とは『積み重ね』のこと。よろしくない生活習慣の蓄積。
まず呼吸は、心と身体に同時に影響する、唯一の存在」
「だから、呼吸がおかしくなると、心身共に悪影響を受けるもんね」
「しかも、呼吸は外界とも関係が深い。運や縁を運んでくるのは、いつも風=呼吸。
だから呼吸が浅くなったり、偏ると、それにふさわしい出来事が引き寄せられ始める」
「深くて、さわやかな呼吸が出来る身体が、『風通しのいいカラダ』=よき呼吸の器。
ブリージングは、その器を創るために、体操するんだもんね」
「そして姿勢は、『姿の勢い』と書く。背筋が伸びて、勢い=エネルギーに満ちた身体は、やはり弾力のある呼吸をしている。
うなだれた姿勢の人は、心も人生も、低空飛行になりやすい」
「威張った人は、姿勢も踏ん反り返っているもんね。全部、姿勢に出るわけか」
「そして、身体の材料である食べ物の、『食べ方』を整えることは、身体・運命改善に必須。
だからこそ、ブリージングは16時間酵素断食や、酵素デトックス合宿に長年取り組んできた。
今回のお粥養生合宿は、その新たな試み」
「要するに、老廃物=汚れをクリーニングするだけじゃなくて、新たな老廃物を生み出さないように、生活の仕方を切り替えて行かなきゃいかん ってことか」
「そのとおり。仕事の仕方や、経済問題だって同じ。
90年代に発生した、不良債権問題は、日本経済に『失われた20年』をもたらした。
不良債権という老廃物のせいで、日本国=身体の中を、お金という血液が、スムーズに回らなくなった」
「だから、出口の見えない不景氣になったんだもんね。
不良債権処理も、一種のクリーニングだったわけか」
「名前は忘れたけど、当時ある経営者が、
『不良債権処理は確かに急務。しかし、不良債権を処理すれば終わりというものではない。
新たな不良債権を生み出さないために、筋肉質の経営体質に作り替えてこそ、根本的な解決になる』
と語っていた。的を射た意見だと感心した記憶がある」
「体質改善と、まったく同じやり方だよね。みんな通じている訳か」
「『しあわせ本』の『はじめに』の締めくくりでは、『自分の体質・運命は、自分自身で変える』ことが強調されている。
つまり、依存しない・させないと言うこと」
「『目先の利益だけ考えたら、生徒やお客さんを依存させるように仕向けた方が、お金は儲かりやすい。
しかし、やがて自分も生徒も、不幸になることが目に見えている。
だからブリージングは自立が基本』
と古久澤先生は、おっしゃっているもんね」
「もちろん、自立が基本と言っても、なんでもかんでも自分ひとりで出来る訳がない。
他人とのつき合い方、間合いの取り方、協力の仕方はどうするのか?と言うことも、『しあわせ本』の『おわりに』に、ちゃんと書いてある。
そこに触れるのは、またの機会として、相談者さんは、ここまでの回答で、頭の混乱を収拾するヒントが、いくつか得られたんじゃないかと思う」
「納得のいくまで、読み返してみてくださいね~。
『しあわせ本』の『はじめに』を、毎日音読しても、つかめるものがあるかも?」
(虎徹のワン!ポイントコメント)
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペットの虎徹です~。

写真は、朝のおトイレを済ませて、ホッとして氣分爽快なボクです。
老廃物をきちんと排泄することが、健康の基本ですね~。
排泄力を低下させる原因には、筋肉の緊張、内臓の疲労、骨盤の開閉力の低下、低体温、精神的なストレスなどがあります。
こうした原因をひとつずつ取り除いていくと、排泄力が高まって、体質も運命も、自然に好転していきます。
根っ子からの人生改善(ボクは犬生ですが)に、みんなで取り組んでいきましょ~!
つづく
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